【社会人1年目】問題解決のプロセスがわかる教科書【前編】

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これはこんな人に向けて書いています。
・今年から会社に勤める人
・まだ社会に出て2、3年目の若手社員

平均3~5年。・・・・・ 世界的なコンサルティング会社であるマッキンゼーの平均在籍年数です。3~5年の期間、一般の企業ならば組織に慣れ、これから様々な業務にチャレンジして、メキメキと成長していく時期になります。
マッキンゼーの社員は、「新人研修プログラム」で自分自身が答えを見つけるスキルを叩きこまれ、その後のOJTでそのスキルを使いマッキンゼー流仕事術を体得していきます。
まずはマッキンゼー流結果を出す人の在りよう(流儀)を学びます。

マッキンゼー流プロフェッショナルの流儀

1.Client Interest First(顧客第一主義)

エピソードとしてあげられています。
マッキンゼーが新卒採用をはじめた頃に、新人リサーチャーとして採用された、筆者の大先輩は、ボスの大前研一さんから「とにかく現場に行け」と言われたそうです。それもクライアントのオフィスではなく、クライアントのユーザーがいる現場に行けという指令が出されました。
どこでも手に入るような2次情報を使って、顧客に提案しても、相手が満足いくようなものはできません。
顧客の現場で発生している困った問題や起きている課題を把握せずには、顧客のためになる提案はできません。顧客のことを第一に考える。それが重要です。

2.どんなときも前向きな姿勢=positive mental attitude(PMA)

顧客のためになる提案は簡単にはできません。乗り越えなければならない様々な問題に果敢に挑むという覚悟をもって、とにかくどんな状況でも後ろ向きにはならず、前を向いて業務を遂行する。

3.プロならcomplete workが当たり前

たとえ社内会議の資料といえども「途中までしかできていない」ものは許されない。ただ完成すればよいというものではなく、中身の質も完全な仕事を求められる。

UP OR OUT(バリューを出し続けるか、出て行くか)

お客様を満足させ続けるという価値(バリュー)を出せなければ、競争から出て行かなければならない。
「完全な仕事をする」
「常に前向きに」
この基本スタンスを忘れずに!

4.見た目にもこだわる

服や持ち物、顧客の前で使うペン1本までの細部にまで気を使い、相手に与える印象にも気を配るという姿勢は、結局、仕事のクオリティにもつながりクライアントにも影響を与える。
仕事でも細かいところをきっちり押さえる。後になってから、想定していたレベルまで達していないというのを防ぐことができ、良い結果につながります

5.ユニークな職人であれ

職人であれば、自分が納得できるモノしか人前に出さないのと同じように、自分の仕事のクオリティを決めるのは自分なのだということです。
まずは、自分らしさとは何かを考える。自分らしさ=ユニークさを仕事にだしていくことが大切です。

6.目先の問題解決ばかりするな

一生懸命に何かの問題を解決しようとしているのにうまくいかないときは、「問題そのものが違うのではないか?」と疑ってみるとよいかもしれません。
心の中で「真の問題が別にあるのではないか」と全体を俯瞰して冷静に見ることをお勧めします。「真の問題」を発見することができる問題把握力も大事だということです。

まとめ

マッキンゼーな人とは、「問題解決をするスキル」を持っているだけではなく、仕事をするうえで思考の大前提となる「ポリシー」も併せ持った人たちです。
「心の在りよう」は参考になりますので、意識して取り入れてください。また、後編では、本題の「問題解決の方法」に触れますのでお楽しみに。

参考図書
「マッキンゼー流 入社1年目問題解決の教科書」
大嶋祥誉